製品情報

優れた光学特性と豊富なバリエーションを兼ね備えた光学材料

『ユピゼータ®EP』はその優れた光学特性により、スマートフォンや各種光学機器用の高機能精密レンズ材として採用されています。高屈折率と低複屈折さらに高耐熱性の組み合わせにより、さまざまな製品ニーズに応える素材として注目を集めています。

製品ラインナップ(主要グレード一覧)

グレード名 屈折率(nd) アッベ数(νd) ガラス転移温度(Tg)[℃]
EP-4500 1.616 25.8 145
EP-5000 1.636 23.9 145
EP-6000 1.640 23.5 145
EP-8000 1.661 20.4 140
EP-9000 1.671 19.2 140

この物性表に記載されているデータは、測定値であり、規格値ではありません。

主な特長

高屈折率

従来の標準的なポリカーボネート樹脂(nd1.58)に対し、高屈折グレード(~nd1.68)を用意しています。
さらには、より高屈折化したグレードも開発中です。レンズ材の高屈折化により、スマートフォンのカメラバンプ(出っ張り)を極限まで抑え、より洗練されたデバイスデザインを実現します。

低複屈折

レンズを通した像が二重に見えたり、滲んでしまう現象「複屈折」。高精細な映像体験が求められる近年の光学デバイスにおいて、複屈折の制御は重要な課題となります。ユピゼータ®EPは、特殊な分子設計により複屈折を極小化することに成功。従来の樹脂レンズでは避けられなかった「像のボケ」や「虹色の干渉縞」を解消し、これまでにない、どこまでも透き通った没入体験を提供します。

耐熱性

ユピゼータ®EPは、優れた耐熱性により車載カメラにも採用されています。さらに、レンズを実装したまま基板へのハンダ付けを行う「リフロー工程」に対応した超高耐熱材料を開発中です。

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ユピゼータ®EPの強み

光学性能

高屈折率

高い屈折率で光を強力に曲げ、レンズの極薄化と高性能化を実現します。

低複屈折

屈折率の異方性を極限まで抑える独自の分子設計で、にじみのない鮮明な画質を提供します。

屈折率波長分散性

波長分散性を制御可能にし、鮮明な色彩表現を可能にします。

波長選択性

可視光からセンシング用の近赤外線領域まで、用途に応じた特定の波長領域のみを透過させることが可能です。

物理特性

高耐熱性

高温環境下でも変形しにくい優れた耐熱性で、車載カメラ等の過酷な使用条件にも対応します。

流動性

優れた樹脂流動性により、薄型レンズや複雑で微細な形状も、金型通りに精密に成形できます。

寸法安定性

環境変化による膨張や収縮を抑制することで、長期にわたり安定した性能を維持する事が出来ます。

軽量

ガラスに匹敵する光学特性を持ちながら低い比重をもつ為、デバイスを軽くすることができます。

製造・環境

材料開発

ご依頼から最短一カ月程度で材料開発を行い、ご提供することが可能です。

量産性

熱可塑性樹脂の特徴を活かし、射出成形による大量生産が可能です。

テクニカルサポート

お客様の課題解決に向けて技術データの提供や成形現場でのサポートも可能です。

サステナブル

環境負荷の低い製造プロセスと材料開発で、持続可能な社会の実現と光学技術の発展に貢献します。

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